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どこかにマイル旅 〜とある4月の山口旅:1・2日目〜

どこかにマイル 山口の旅 1・2日目

どこかにマイルを使った山口県3泊4日の旅です。4月初旬にJALのどこかにマイルで選ばれた行き先は山口県の山口宇部空港でした。

山口県には数年前に1度行っていましたが、九州を旅行するついでに秋吉台に足を伸ばしたくらいできちんと観光できていなかったので、行きたかったところをしっかりと巡っていきたいと思います。

 

1日目

羽田空港・昼食

旅の1日目。この日は午前中は会社に出社して仕事をしていました。午後からの旅にそわそわしてあまり仕事に集中できませんでしたが・・・(笑)

 

午後になり羽田空港へ電車で移動。お昼を食べていなかったので羽田の第1ターミナルに寄ったときはほぼここで食事しているのではないかと思うくらいよく行っている「うちのたまご」に向かいました。

いつもは卵かけご飯を頼みますが、少し豪華に親子丼にしました。もちろんあおさの味噌汁はつけます。

 

フライト前の楽しみ ラウンジへ

お腹もいっぱいになったので、保安検査場を通りサクララウンジへ向かいます。

搭乗開始前の時間を飛行機を眺めながらゆったりとビールをいただくのが、わたしの飛行機旅の小さな楽しみです。このゆったりとした時間が贅沢ですよね。

ちょうど北海道の物産展(?)みたいなものもやっていたので、制限エリアに入る前にちゃっかりとおつまみを購入していました。サクララウンジにはハッピーターンはあるものですが、少し物足りなくなるので事前に準備しておくとラウンジでのビールが進みます。

 

飛行機で山口宇部空港へ

搭乗時間になりゲートに向かいます。飛行機は定刻通りに離陸し、今日は雲もなかったため富士山上空を飛んでいた際は雪を被った山頂を見下ろすことができました。

富士山を見ると少しテンションが上がりますよね。

 

山口宇部空港着 バスで下関へ移動

山口宇部空港に着陸し、到着ゲートを出ると大きなフグが出迎えてくれました。

 

飛行機の窓から夕日が見えていましたが、空港の外へ出ると日は沈んでいました。本州の空港ではありますがどことなく南国感がある外観ですね。

これから空港ー下関間のシャトルタクシーに乗ってホテルのある下関まで移動します。シャトルタクシーは2,000円で下関駅まで直通で連れて行ってくれるので乗り換え要らずで便利です。1時間半くらいかかるのでお手洗いと飲み物の購入は事前に済ませないといけないです。

 

ホテル ヴィアイン下関

下関駅に着く頃にはすっかり暗くなっていました。20時前なのでまずはホテルにチェックインして荷物を置いてから、街に食事(飲み)に行こうと思います。いつも予約なしで行くことが多く、今日は時間も遅いので一人であれば予約なしでも入れるかなと。

ホテルはヴィアイン下関にしました。決め手は大浴場付きです。部屋はシングルでぐっすり寝るには十分なお部屋でした。

 

夕食 まんなおし

この日お邪魔したのは「まんなおし」という居酒屋です。ネットでいろいろ検索したところ美味しくて安い人気のお店とのことで行ってみたいと思っていたお店です。

ちょうど着いた時間がお客さんの入れ替わりが多い時間でしたので、少し待つだけでお店に入ることができました。

 

お品書きを見ると値段が書いておらず、少しビクビクしながら注文をしました。お刺身(多分ヒラメ・・・)は新鮮で歯応えがしっかりとしていて日本酒と相性がとても良かったです。九州と山口では甘い醤油で他の地方の方では好みが分かれるそうですが、わたしは結構この醤油も好きでした。

この後は、お店の方のおすすめを聞いてメンボウ(カワハギ)の刺身と地アナゴの焼き物をいただきました。メンボウはポン酢であっさりといただき、地アナゴはふっくらとして食べ応えがあり美味しかったです。地元の日本酒もいろいろ置いてあったので、結局3銘柄飲んでしまいました。

ふぐは明後日唐戸市場に行くのでそれまで楽しみを取っておこうと思います。

 

〆はお店の大将のおすすめの「モチ」をいただきました。炉端で焼いた焼き餅をきな粉と砂糖をまぶしていただきます。焼き餅の外はカリッとして中はモチッとする食感と、きな粉砂糖の甘じょっぱさが〆にピッタリでした。食べ応えも十分です。

 

いろいろ注文しましたがお会計は7,000円と良心的な価格でした。また下関を訪れる際は寄りたいなと思ういいお店でした。今日はしっかりと飲んで食べたので、ホテルに戻って大浴場で1日の疲れを癒やし、明日の観光に備えて早めに就寝します。

 

2日目

今日の予定はレンタカーを借りて山口県の北西の辺りを回りたいと思います。

山陰線を使えば電車での移動もできるのですが、行きたい観光地が駅から距離があるため効率的に巡るためにレンタカーにしました。交通手段の選択は旅の自由度や満足度に影響があるので慎重に検討しました。

 

ホテルの朝食

ホテルの朝食会場は、ホテルに併設されているラーメン屋でした。朝食の時間はホテルの朝食会場で、昼・夜はラーメン屋として営業しているようで、場所の有効活用でしょうか。ラーメン屋のカウンターで朝食を取るのがとっても新鮮な感覚でした。

レンタカー受け取りに新下関へ

レンタカーを予約したのは下関ではなく新下関駅の近くの日産レンタカーでしたので、電車で2駅移動しました。

新下関ではICカードが使えないことを知らずに、下関駅でついついICカードで入ってしまいました。現金で電車賃を支払い、後程下関駅に戻った際にICカードの入場記録を消してもらう処理が必要なので要注意ですね。

 

秋芳洞

無事レンタカーを借りて高速を使わずに下道でまずは秋芳洞に向かうことにしました。秋芳洞は日本3大鍾乳洞の一つで、数年前に一度行っていたので再訪になります。

1時間半くらいで秋芳洞につきました。レンタカーのお店でもらったクーポンで100円引きの1,200円で入洞できました。

秋芳洞は入り口からかなり大きな洞窟でした。中を流れる水はほとんど動きがなく鏡のように鍾乳洞の壁面を映し出していてとても美しい風景です。

 

秋芳洞は基本的に一本道となっているため、最奥まで行くと折り返さなければなりません。同じ道を折り返しますが、行きと帰りでは違う角度で見えるためまた違った楽しみがありました。体力に余裕があるのであれば、タクシーで戻らずに洞内を折り返すことをお勧めしたいです。

 

昼食 ごぼう麺

昼食は秋芳洞をでてところにある安富屋でごぼう麺を食べることにしました。ごぼうは結構好きなのでトッピングのごぼうの唐揚げが魅力的です。JALの機内誌でも紹介されているようで一押しメニューのようです。

麺のうどんにも牛蒡が練り込んであるのですね。牛蒡の風味はしっかりとしていて、太めの麺は歯応えがあり食べ応えがありました。

 

 

食後は、梨ソフトクリームをいただきましたが、こちらは個人的にはイマイチでした・・・ 梨味を作るのはとても難しいのでしょうか。

 

秋吉台・別府弁天池

次の目的地は元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)にしましたが、せっかく来たので秋芳洞の近くの他の観光地も巡ることにしました。

まずはすぐ近くの秋吉台まで移動しました。秋吉台は日本最大のカルスト大地で岩が至る所に散在している一風変わった風景をしています。時間があればゆっくり散策するのも良かったのですが、すでに午後になっておりこの後角島まで移動することを考えるとサクッと済ませることにしました。

 

少し移動し、別府弁天池へ向かいました。日本名水百選にも選ばれたらしく、とても澄み切った綺麗な水が湧き出しています。もっと天気が良ければ池の青さがもっと色鮮やかだったのでしょうが、それでもかなり綺麗な湧水でした。

 

元乃隅神社

別府弁天池から今日の目的地の1つである元乃隅神社までは1時間半くらいの車移動です。途中景色が良いとレンタカーの受付で聞いた千畳敷も立ち寄りました。曇り空のため少々残念でしたが高台から見える抜けるような景色は気持ちの良いものです。

 

元乃隅神社に着くとすぐにネット記事や観光雑誌でよく見るあの風景が!!

海に向かって連なる赤い鳥居が綺麗です。もう少し天気が良ければ空と海の青さと鳥居の赤さの対比がもっと綺麗だったかなと。

 

神社には上の方に賽銭箱がついた鳥居もあり、皆さん必死にお賽銭を入れようと投げていました。鳥居の反対側が坂道になっていて、跳ね返ったお賽銭が運悪く坂道を転がって下の方まで転がっていってしまって慌てて追いかけている方もいました。

わたしは50回くらいチャレンジしましたが、結局入れられず・・・ 右下の鳥居の足元にある賽銭箱にそっと入れて帰りました。

 

角島

また車を1時間半ほど走らせて角島まで移動。

夕方も近くなり山口県の北西に位置する角島が逆光になってしまい海の色が分かりにくいのですが、澄んだ綺麗な青色をしていました。ただ、観光雑誌で見るような青々とした写真は撮れず、快晴の日であればもっと綺麗だったかもしれず。残念。

よく見る観光雑誌の写真のアングルは角島への橋に向かう道より少し高台の道から撮られたようで、橋の根元にある展望台からでは高さが足りなかったです。

 

橋を渡った反対側からも。やっぱり曇り空が残念。

旅の天気は運次第です。風が強いと通行止めになるので渡れただけでもまだ良かったです。

 

毘沙ノ鼻

日も傾いてきたのでレンタカーを返却する前に本州最西端の毘沙ノ鼻に向かいます。角島とレンタカーを借りた新下関駅の間にあり、角島からは1時間くらいで着きました。

レンタカーの返却は20時で、毘沙ノ鼻から新下関駅までは40分くらいなので夕陽が沈むのを眺めてから返却しても十分に間に合う距離です。

車がないと行きにくい場所であまり有名な観光地ではないので人はほとんど居なかったため、ゆっくりと夕日を眺めることができました。「最西端」から見る夕日は一段と感慨深くなります。

下関駅にある観光案内所で最西端の到達証明書がもらえるので後日受け取りに行きました。

 

ホテルでゆったり

夕日を眺めてから無事新下関駅のレンタカー屋に返却。ホテルのある下関まで電車で移動しました。

帰りは間違えずにきちんと切符を購入しました!行きに間違えて入ってしまったICの入場履歴は下関駅の改札で無事に取り消ししてもらいました。よかったよかった。

今日から2泊はドーミーイン下関に宿泊。車の移動距離としては240kmでしたが久しぶりの車の運転で疲れてしまったので、夕食は宿でセブンイレブンで購入したおつまみと山口県の地酒でゆっくりとすることにしました。

21:30を過ぎた頃には、しっかりとドーミーイン名物の夜泣きそばもいただきます。ちょうど良い量で飲んだ後に食べたくなるあっさり醤油味がいいですよね。

夜鳴きそばを食べるためか、ドーミーインに宿泊する旅行では帰った後の体重の増加が多いのは気のせいでしょうか。

 

3日目は下関周辺を観光するので朝もゆっくりとできそうです。

続く