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どこかにマイル旅 〜とある4月の山口旅:3・4日目最終日〜

どこかにマイル 山口の旅 3・4日目

どこかにマイルを使った山口県3泊4日の旅の後半です。

4月初旬にJALのどこかにマイルで選ばれた行き先は山口県の山口宇部空港でした。 前半の1・2日目は山口への移動とレンタカーを借りての山口県内観光。後半の3・4日目は旅の拠点とした下関周辺を巡ろうと思います。

 

3日目

今日は宿泊した下関周辺と関門海峡の海を渡って門司港駅周辺を巡る予定です。

下関は車で九州に渡る際に壇ノ浦PAに立ち寄ったことがありますが、きちんと巡るのは今回が初めてになります。

 

ホテル 朝食

宿泊したドーミーインの朝食ではご当地逸品料理としてその土地の特産品・名物をいただくことができます。下関ではふぐ(地元ではふく)が名物なため、朝食にはフグの炊き込みご飯、フグの唐揚げ、フグの一夜干しがありました。

フグはあまり食べる機会がないので飛びついてみたものの、唐揚げと一夜干しは骨が多くてかなり食べにくく1つずつで十分かなと思いました。

フグの炊き込みご飯は身がほぐしてあるのでとても食べやすかったです。唐揚げと一夜干しも美味しかったのですが、フグは食べやすくて独特の歯応えのある食感を楽しめる刺身か寿司がベストだと改めて実感しました。

瓦そばもありましたが、この日の夕食でいただく予定だったので楽しみをとっておきました。

 

巌流島

巌流島連絡船に乗るためホテルから歩いて下関港(唐戸ターミナル)に向かいます。

途中に船のスクリューや錨のオブジェや、観覧車、ロンドンバス、気持ちのいいウッドデッキなどがあり天気のいい日の散歩には最高です。


船着場に到着後、チケットを購入。巌流島ー唐戸の往復で900円でした。

10時25分発の船に乗り10分くらいで巌流島(正式名称 船島)へ。小型の船でしたので揺れるかと思っていましたが、波は穏やかでしたし、船舶とのすれ違いでもあまり揺れませんでした。

 

巌流島からは関門海峡を一望でき、関門橋、下関、門司港までしっかりと望むことができました。

 

有名な巌流島の戦いを表した象も巌流島の中ほどにある小高い丘にありました。佐々木小次郎と宮本武蔵の戦いですが、個人的には「遅刻したら謝罪してリスケ(日程の再調整)でしょ」と思うサラリーマンです。

埋め立てされていて巌流島の戦いがあった時より6倍も面積が増えていたり、島の大部分が私有地で立ち入れなかったりと少々残念に思ってしまうところはありましたが、巌流島から眺める関門海峡は景色も良く、行き交う船も近くで見れてのんびりするにはいい場所です。

 

唐戸市場 昼食

巌流島から船で戻るとちょうどお昼の時間になっていたので、唐戸市場で昼食を取ります。船着場からは徒歩で5分くらいで、途中のカモンワーフではフグをモチーフとした置物や飾りがいっぱいありました。フグ推しです。

 

唐戸市場でのお目当ては寿司のテイクアウト。複数の店舗がそれぞれ寿司を1貫単位で販売しており、好きなネタを好きな店舗で購入して自分好みのセットを作れる夢が溢れるお寿司です。

寿司のテイクアウトがやっている曜日が限られているので訪問する際には注意が必要です。

 

30分くらい色々な店舗を見比べた結果、3つのお店で数貫ずつ購入して今日のランチセットにしました。隙間が居ているパックを持ち歩いているとお店の方が「そこにもう2貫入るから、これおすすめだよ!」と色々とオススメされるので鋼の意志が必要です!

今回は1000円の寿司セットにフグの刺身を購入して、合計2200円の昼食となりました。寿司のネタが大きくて満足感が大きいです。

  • 有頭の赤海老 200円
  • マグロの脳天 200円
  • 中トロの炙り 200円
  • 大トロの軍艦 200円
  • トラフグ 100円×2
  • フグ汁 200円
  • トラフグの刺身 1000円

食事は関門橋を眺められる海沿いのデッキで。景色がいいところで食べるとさらに美味しい!

 

壇ノ浦

昼食後は関門橋の根元にある壇ノ浦まで歩きます。天気も良くのんびりと歩いて30分くらいで到着。ちょうどNHKの大河ドラマで源平の戦いが行われているようですが、思ったよりも人は少なかったです。

壇ノ浦の戦いでは源氏側が当初苦戦からの逆転勝利を収めたと歴史の授業で習いましたが、源氏側が当時タブーとされていた水夫(船を操舵する人で非戦闘員)を攻撃することで船を操縦できなくなった平家側が敗れた(諸説あり)と伝えられているとのこと。

勝ったものが歴史を作る、勝てば官軍負ければ賊軍、命をかけた戦いにルールはないようなもの、歴史のある史跡を訪れると色々考えさせられます。

 

火の山

壇ノ浦のすぐ近くに火の山ロープウェイがあり、関門海峡を高いところから一望することができます。ロープウェイは20分間隔で運行しており、5分程度で山頂まで連れて行ってくれます。

山頂からの眺めは船が頻繁に行き来するので見ていて飽きないです。

 

関門トンネル人道

下関側の散策はひと段落したので、続いて海を渡って門司港駅周辺に行きます。火の山から眺めていた関門橋ですが、車専用のため渡ることはできません。ただし、関門橋のちょうど真下には関門トンネル人道があり、徒歩で向こう岸の門司港側に渡ることができるのでこちらを通ります。

 

800mくらいの狭い通路になっていて、歩いて15分くらいで反対側の出口につきます。徒歩は無料で歩きやすい直線、天候に左右されないためか、何往復もウォーキングしている方もいました(笑)

ちょうど真ん中あたりには山口県と福岡県の県境=本州と九州の境目があります。北海道・本州・四国・九州の境目を徒歩で渡れるのはここくらいです。

 

門司港

トンネルを抜けるとそこは九州でした。ここから門司港駅周辺まで30分くらい海沿いを散歩。

 

門司港駅周辺にはレトロな建物が点在していて綺麗な街です。門司港駅の駅舎内にはスターバックスがあり、今まで訪れた中で一番オシャレなスタバでした。

夕食の時間まで少し余裕があったので九州鉄道記念館でSLも見てきました。

 

夕食

夕食は瓦そばをいただきました。瓦そばは山口県下関の郷土料理なのですが、九州の門司港で食べます(笑)。下関駅周辺で瓦そばを出しているお店が見つけられず、「元祖瓦そばたかせ」のお店が門司港側の門司港レトロにあったので訪問。門司港カレーと最後の最後まで悩みました。

 

夕日

夕食を食べた後は海側に移動して夕日をぼんやりと眺めます。色々と観光しようとするとついつい急足で巡ってしまいますが、ゆっくりと景色を眺める時間を過ごすのも日常を離れた旅の良いところです。

帰りは電車で門司港駅ー門司駅ー下関駅と戻ります。門司港駅は駅舎の外観もレトロで良いですが、ホームも雰囲気が抜群です。「遠くに来たんだなぁ」と旅情を掻き立てるものがありました。

 

4日目

旅の最終日。14時40分に山口宇部空港を発つフライトに乗るため、12時の下関駅前発シャトルタクシーに乗らなければならないです。ホテルで朝はのんびりとしつつ、少し下関駅の周辺を散策しようと思います。

 

ホテル 朝食

3日目と同様にドーミーインの朝食。この日はフグのみが入った味噌汁をいただきます。好きなものを取っていくとサラダなどの野菜類が少ないですね。

この日はお昼時間に空港への移動があるためしっかりと朝を食べておきます。

 

海峡ゆめタワー

ホテルから徒歩数分のところにある海峡ゆめタワーへ。ここが最後の観光地になりました。下関の街と関門海峡を上から眺めて、昨日巡った場所を探すのも楽しい。

 

山口宇部空港

シャトルタクシーに揺られて1時間半で山口宇部空港に到着。朝食をしっかり食べたのでまだお腹が空いていないことから、飛行機の到着を眺めながら山口の日本酒を飲もうとデッキへ。

到着を見届け、お土産を少しだけ購入して搭乗口へ向かいます。乗客が少ないためか混み合わずに保安検査場を通過し、飛行機に乗ることができました。空いているのは嬉しい反面、航空会社の経営状況が不安になります。

 

羽田空港へ

定刻通りの離陸。今日は全国的に晴れのようで、帰りはしまなみ海道、淡路島と明石海峡大橋、東京のビル群を眺めながら帰ることができました。

羽田空港へは東京上空を通るルートだったため、ビル群を眼下に眺めながらでしたが、明らかに緑が少なく不安になる風景です。あぁ、帰ってきてしまった。


旅の締めくくりは・・・

羽田空港に着いた頃には16時半過ぎでお腹も空いてきたことから、「うちのたまご」で卵かけご飯を食べて旅の締めとしました。出発前もよりましたが好きなんです。

ご飯は1回までおかわりできて、卵は2個まで、漬物はおかわり自由。くまモンの柄がついた甘いだし醤油をかけていただきました。

 

最後に

今回のどこにいくかわからない「どこかにマイル旅」は山口県宇部空港。

角島など行きたいところに行けて、ふぐやお寿司も食べれて満足できた旅でした。

 

次はどこに行けるのでしょうか(笑)