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日本で一番遠い場所:小笠原父島・母島 〜2航海12泊13日の旅:計画編〜

小笠原への旅

「日本で一番遠い場所」と言われている小笠原諸島への旅を計画することにしました。理由は勤続◯年表彰でお休みをもらえたので、年次有給休暇も追加して長期でお休みが取れることになり、最低でも6日ないと行くことができない小笠原に行くにはこのタイミングしかない!と思い立ちました。

小笠原諸島で訪れることができる有人島は父島と母島の2島なので、せっかく行くのであれば両方に向かいたいと思います。両方行くには6日の1航海分では絶対に足りない!!ということで、2航海分の滞在プランを計画することにしました。

 

移動手段は?

「日本で一番遠い場所」と言われる理由がこの移動手段にあります。

移動手段は東京の竹芝桟橋から出ている小笠原海運の「おがさわら丸」を利用しての船を利用する選択肢のみです。

小笠原の父島までは24時間、母島まではさらに乗り継ぎの待ち時間1時間と船で2時間の合計27時間かかります。交通網が発達している現在、到着するのに最速でも27時間かかる小笠原の母島は「日本で一番遠い場所」と言われても納得です。

www.ogasawarakaiun.co.jp

東京竹芝〜父島

父島までは「おがさわら丸」の船便のみです。船は東京の竹芝桟橋から出ています。

船は席数に限りがあるため予約が必要です。チケットの予約は乗船日の2ヶ月前の同日から東京発便とその直後の父島発便を同時に発売になります。1航海分の旅行(東京から乗ってきたおがさわら丸で父島から帰る場合)は、行きと帰りのチケットを同時購入できます。

一方で、今回わたしが計画しているような2航海分以上滞在する旅行の場合は、行きと帰りのチケットを別日に購入する必要があることに注意しなければならないです。

ゴールデンウィーク、夏の多客期、年末年始は一斉販売になるので、販売開始日を小笠原海運のHPでチェックする必要があります。チケット争奪戦ですね。

 

おがさわら丸 部屋の等級

おがさわら丸では24時間滞在することから、部屋の等級を検討する必要があります。もちろん等級が上の方が広さや設備などは充実していますが、その分お値段も高くなります。

ざっくりと分けると、数名で雑魚寝の2等和室、寝るスペースのみだが区切られている2等寝台、個室になっている1等室以上になります。

わたしは以下の理由から2等寝台を選択しました。一人旅だと寝るスペースしかありませんがプライバシーが確保される2等寝台で十分だと思います。

  • 寝るスペースが区切られておりプライバシーが確保できる
  • 専用のコンセントがある
  • 価格が安い
  • デッキなど過ごせるスペースがあるので個室の部屋は不要
  • テレビ付きの特2等は+8000円なので、テレビは不要

 

父島〜母島

母島へは父島でははじま丸に乗り換える必要があります。

ははじま丸は当日に乗船券を購入する必要がありますが、乗船定員を超えることはこれまでなかったそうなので安心して購入できます。父島についてからははじま丸のターミナルに徒歩で3分程度移動して購入です。

椅子席と雑魚寝の席がありますが乗船順で席を確保することになりますが、2時間の船旅なのでどちらでも良さそうです。

 

宿は?

離島の宿は楽天トラベルやじゃらんなどのサイトで予約できないところが多いです。そのため観光協会のサイトを確認して宿のHPか電話で直接予約する必要があります。

小笠原の父島・母島の宿も観光協会のサイトで調べられるので、こちらで民宿・ペンション・ホテルなどのタイプや立地、食事の有無を確認しながら宿を予約することになります。

食事については父島は大丈夫ですが、母島に泊まる場合は食事を確保することがかなり難しいとのことで朝夕の2食付きが安心ですね。

また長期滞在の場合は、洗濯が必要になるので洗濯機の使用の可否も確認しておくと安心ですね。もちろん洗濯機が使える宿を探します。

www.ogasawaramura.com

食事は?

当たり前ですが島にはコンビニはなく、飲食店も限られています。更に観光客が少ない出向中(おがさわら丸が父島に停泊していない期間)は、お店もお休みすることがあるため食事の確保が重要になってきます。

父島では

宿の食事が朝夕の2食付きであれば安心できます。夕飯は居酒屋で食べることもできそうなので食事の確保にはそれほど困らないかと思います。ただ、スーパーは閉まる時間が早いので必要な物資は早めに確保する必要がありそうです。

昼食はスーパーや個人商店に弁当やおにぎりが並ぶそうですが、ツアーの集合時間によっては確保できない可能性があるため、宿で追加料金で昼食を作ってもらうか、前日にパンなどを確保しておいた方がよさそうです。

母島では

父島以上に食事を確保するのが難しいため、宿の食事は朝夕の2食付きは必須ですね。

スーパーも休みの可能性や品揃えが不足していることがあるため、物資の確保は期待せずに持ち込みがいいかと思います。

昼食は確保できない場合が多いので宿で追加料金で昼食を作ってもらうか、父島から持ち込むのが良いようです。菓子パンを確保しておけば昼食難民にはならずに済みそうですね。

 

・・・計画、手配が大変なので

宿や移動手段について色々と調べてみましたが、手配が大変そうです(汗)

少し心が折れそうだったタイミングで見つけたのが、ナショナルランドの「なしょなるパック」でした。小笠原旅行専門とのことでHPを覗いてみたのですが、2航海分のロングステイのプランも希望に沿って組んでくれそうでしたので試しにプランと見積もりをお願いしてみました。

www.04998.net

 

おまかせコースの問い合わせページでは、出発と帰着の船便、母島にも滞在するかどうか、宿のタイプ、宿の食事の有無など細かく希望を記載できました。長期滞在の場合は途中で宿を移ることも考えなければならないので、そういう希望も備考欄で伝えられるのが有難いです。

結論としては、なしょなるパックのおまかせコースで提案いただいた内容でお願いしたので、色々と手配する手間や検討する時間を考えると頼んで正解だったかと思います。また、行き帰りの船の乗船予約も合わせてしてもらえるのでかなり助かりました。

 

今回の旅程

色々検討した結果、ナショナルランドのなしょなるパックおまかせコースで手配してもらった内容で予約しました。

おがさわら丸2航海分の12泊13日。母島3泊、父島7泊、船内2泊の旅になります。

東京竹芝〜父島〜母島  母島3泊

1日目 東京竹芝 父島へ おがさわら丸泊

2日目 父島着 母島へ移動 母島泊

3、4日目 母島泊 (母島 計3泊)

母島〜父島 父島7泊

5日目 父島へ移動 父島泊

6〜8日目 父島泊  (父島1つ目の宿4泊:出港中)

9日目 別の宿へ移動

10〜11日目 父島泊 (父島2つ目の宿3泊:入港中)(父島 計7泊)

父島〜東京竹芝

12日目 東京竹芝へ おがさわら丸泊

13日目 東京竹芝着

 

旅の内容については次回以降の投稿で紹介したいと思います!