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青春18きっぷを使って安く電車旅を楽しもう! <2022年度版>

青春18きっぷを使って安く電車旅を楽しもう!

安く電車の旅ができる「青春18きっぷ」

青春18という名前ですが全年齢対象で使えるお得なきっぷです。利用方法によってはかなりお得に電車旅ができるため、シーズンになると多くの方が青春18きっぷを利用して旅に出ています。

 

青春18きっぷとは?

「青春18きっぷ」は、JRが発売しているお得なきっぷの1つで、JR全線の普通列車の普通車自由席が5回乗り放題になるきっぷです。発売額は12,050円で、1回分あたり2410円で利用できます。

1回分は1人が乗車日当日の1日乗り放題で使用する分になるため、5回というのは1人で使用する場合は5日分です。

全員が同一行程で旅行する場合に限りグループ利用も可能で、2人グループで1日分使用する場合は2回分の利用となります。

 

発売期間と利用期間は?

青春18きっぷは通年で発売されているわけではなく、期間限定で発売・利用できる切符になります。この期間を過ぎると購入もしようもできなくなるので、期間内に利用できるかどうか検討して購入することが必要です。

発売期間

発売期間は春・夏・冬の3季あり、2022年はそれぞれ以下の通りです。

  • 春季用 2022年2月20日(日)〜2022年3月31日(木)
  • 夏季用 2022年7月1日(金)〜2022年8月31日(水)
  • 冬季用 2022年12月1日(木)〜2022年12月31日(土)
利用期間

利用期間は発売期間から10日ほど後ろにずれた期間になり、2022年は以下の通りになります。

  • 春季用 2022年3月1日(火)〜2022年4月10日(日)
  • 夏季用 2022年7月20日(水)〜2022年9月10日(土)
  • 冬季用 2022年12月10日(土)〜2023年1月10日(火)

 

どこで購入できる?

「きっぷうりば」がある駅や指定席券売機で購入ができます。

大きな駅ではみどりの窓口や指定席券売機で、小さな駅では改札横の駅員がいるきっぷ売り場で購入できます。

 

どうやって使う?

乗車日当日の最初の改札の際に改札口で駅員に利用日当日のハンコを押してもらうと、その日1日乗り放題となります。無人駅からの乗車の場合は車内で乗務員にハンコを押してもらいます。

後は改札口を通るたびに駅員に利用日のハンコが押されていることを確認(見てもらう)ことで出入りが可能です。有人の改札口を通る必要があるので少し注意が必要です。

 

青春18きっぷのメリット

安く電車移動ができる

一番のメリットは1日2410円で移動し放題だと思います。

東京ー大阪間を往復すると17820円かかりますが、青春18きっぷだと2410円で往復できます。始発で行っても滞在時間が40分くらいで折り返さなければならないので、このような使い方をする方はあまりいないと思いますが。

 

途中下車や折り返しの旅がしやすい

長距離切符の場合、途中下車は可能ですが前途無効となるため引き返すような旅程を立てることができません。青春18きっぷは乗り降り自由なので、お昼ご飯の時間や観光施設の時間に合わせて自由に旅程を組むことができます。

 

青春18きっぷのデメリット

利用できる列車が限られる

乗ることができるのは、普通列車の普通車自由席のみになります。一部例外はありますが、新幹線や特急列車、JRバスには乗ることができません。

 

利用できない路線がある

新幹線には乗車することができないので新幹線の路線は利用できません。

JRと直通運転の電車があっても、JRの路線ではない電車は利用することができません。近年は新幹線開業と共に在来平行線がJRから第3セクターなどに経営が移ったことで、青春18きっぷでは移動できない場所が増えてきたので注意が必要です。

行きたい駅まで青春18きっぷで行けるかどうかは、ジョルダンで乗り換え案内を検索する際に【青春18きっぷ】で検索すると確認できますので、計画を立てる際に参考にしてみてください。

 

長距離の移動は疲れる

よほどの電車好きではない限り長距離の電車移動はとても疲れます。特に普通列車での移動になるため、新幹線や特急と異なりシートも良いものではありませんし、各駅停車で加速減速を繰り返すと疲れが蓄積してきます。

1日どこまで乗っても同じ料金だからといって、長距離の旅程を立ててしまうと後悔することになるかもしれません。

片道1時間半の電車旅でも往復で3000円くらいで青春18きっぷを使うとお得になるので、あまり欲張らないことが大事ですね。

 

約1ヶ月で5回分使い切らなければいけない

各販売時期の利用期間が1ヶ月程度しかありません。その間に5回分を使い切らないと、余った分は払い戻しができないため無駄になってしまいます。

グループ旅行で使う分には問題は少ないでしょうが、ひとりで使い切ろうとすると利用期間の毎週末に日帰り旅行をしなければなりません。購入する前に1泊2日の旅行を組み入れるなど計画的に使うことができるようにする必要があります。

 

まとめ

青春18きっぷは、使えない路線や乗れない列車があり使うには少し難しく感じるかもしれません。計画的に使えばお得に電車旅をすることができるきっぷですので、旅の移動手段として組み入れてみてはいかがでしょうか。