小笠原への旅 おがさわら丸の入港日
2週間の休みを利用していくことにした小笠原の旅。
今日はおがさわら丸の入港日。島民になった気分でお迎えしたいと思います。
旅9日目 父島5日目
おはようございます。父島5日目です。
7時半の朝食で、本日はパン。島食材のきゅうり復活です(笑)
チェックアウト〜宿の移動
今日は後半3泊する宿に移動します。今日から泊まる方もいるので9時にチェックアウトです。無料で使えた洗濯機には大変お世話になりました。
後半の宿はヴィラシーサイドがやっているプルメリアビレッジになります。次の宿までは徒歩で3分ほど。チェックインは11時になるので、一旦荷物をヴィラシーサイドに預けてお出かけします。
街の散策
おがさわら丸のお出迎えをしようと思いますが、11時入港予定のためまだまだ時間があります。2日連続のツアーの疲れを癒すため、まずは栄養ドリンクで補給をしてから時間まで街を散策します。
まずは、おがさわら丸が発着する二見港のターミナル。ターミナルの前の大きな道を西の方に向かいます。
二見港がある大村地区に3件ある商店の1つの生協。生協の向かいにはもう1つの商店のスーパー小祝。おがさわら丸入港日のため、棚の品は空っぽでした。
海沿いには大神山公園。遊具や広場のある公園で、トイレやシャワーもありました。
公園を進むと大村海岸の砂浜に抜けます。子供連れの家族や、仕事の合間に泳いでると思われる方、東屋の日陰でのんびりと本を読んでいる方など思い思いに海を楽しんでいるようです。
大神山公園から集落の方に引き返すと、3つ目の商店の佐藤商店がありました。商店の中では一番小さいですが、夜遅くまでやっているので塾帰りと思われる地元の中学生が集まっていました。
宿から近いのでよく利用させていただいています。
山側に向かうと小笠原小学校・中学校が見えてきました。
小学校前から集落の方に進むと、飲食店が多い道に出ました。昨日までの夕飯はこの辺りの居酒屋でいただきました。
大通りに出ると二見港ターミナルの前のハートロックカフェに出て、大村地区周辺の1周散策終了。
おがさわら丸を見にウェザーステーションへ
おがさわら丸が11時に入港予定なので、島の西側を見渡せるウェザーステーションへ向かい船が来るのを待ちます。
山の上にあり、西側がひらけているので夕日を見るスポットになっています。雲が多めですが、海の青さがキレイです。
10時半くらいから遠目に船のような影が見え、10時50分くらいでようやくウェザーステーションの真西くらいまでおがさわら丸がきました。11時着には少々遅れている感じでしょうか。
おがさわら丸到着!!
おがさわら丸が湾内に入っていくのを見届け、二見港に向います。速度を落として入港しているので着岸に間に合いました!
おがさわら丸を出迎える経験は、2航海以上滞在しないと体験できない貴重な経験です。
港には出迎えの方で混み合っていました。宿の送迎の方がプラカードを出して、宿泊の方に見つけてもらいやすくしています。
下船した方が宿のプラカードを探してうろうろしてます。迎えの方はL字にキレイに広がっているので探しやすいですね。
わたしは到着後すぐに母島行きのターミナルに向かったので分かりませんでしたが、こんな風になっていたのですね。
待ち望んだ物資もクレーンで次々に下ろされていきます。
昼食
今日来島した方がチェックインの手続きなどをしているだろう間に昼食を食べます。今日のおがさわら丸は500人が乗船していたらしいので、混む前に食べないと。
昼食はグァバうどんののぼりが気になっていた、BAR CREYONでいただきました。
今日のグァバ麺、「島きゅうりと梅しそのグァバそば」にしました。さっぱりとしていて暑い日にはちょうどいい酸っぱさでした。グァバ感は・・・ わかりませんでした。グァバってどんな味なのでしょう??
チェックイン
12時半を過ぎたので、チェックインして部屋に荷物を置きに戻ります。今日から3泊する宿はプルメリアビレッジ。アパートタイプのワンルームの部屋で、トイレとシャワーが室内についていました。
部屋の外には共用の洗濯機と乾燥機もあります。
山巡り 中央山展望台
海のツアーに2日参加したので、今日は山の方をめぐります。程よく雲も出ており山を登るのにはいい天気です。
まずは中央山展望台へ向かうことにしました。もう少し奥に天狗鼻展望地や連珠谷展望台もあるのですが、歩く距離が長そうだったので今回は見送りました。
二見港のあたりから原付で20分ほど走ると中央山の展望台への上り口。原付で山間の道を通るのも気持ちがいいです。
中央山展望台と見晴台の2つがあるようなので、まずは見晴台へ。
見晴台からは二見港のおがさわら丸がちらりと見えます。反対側には中央山の展望台が。木がかぶってしまうので見晴台はあまり見晴らしが良くありませんね。
中央山山頂は標高319m。中央山は父島の”ほぼ”最高峰のようで、本当の最高峰は南東にある7mほど高い入れないところの山だそうです。
原付で上り口まで行くことができるのでほとんど登らなくて済みました。
展望台があるので360度眺望があります。二見港は遠くに小さく見えました。
南側にはチラリと南島と、水平線上には母島も見えます。”ほぼ”最高峰で360度周りが見渡せて、原付があれば簡単に来ることができる中央山はおすすめの眺望です。
展望台の案内には最高峰の文字が。あの辺りらしいですがわからないですね。
東側は登山道があるので少し戻ると東島と兄島が見えました。
初寝浦展望台〜旭平展望台
中央山の上り口から少し北に向かうと、初寝浦展望台への入り口があります。廃墟を横に眺めながらほぼ平坦な山道を行くと初寝浦が見える開けたところにつきました。
展望台というよりは開けた崖でした。初寝浦海岸のビーチに行くには山道を30分ほど下る必要があるので行くのが大変です。帰り道は40分登るので今回は行きません。
初寝浦展望台の入り口から北に少し戻ると旭平の展望台に着きます。ここは東の方に開けた展望台なので、朝日を見に来ようと思ってます。
旭山展望台〜旭山南峰
続いてすぐ近くの旭山へ登ります。旭山と旭山南峰の2つあり、片道20分ほどの距離です。途中に分岐点があるので、まずは旭山のへ。
遊歩道は舗装されていないので、雨が降るとぬかるみそうです。
柵はあるものの道幅が狭く、両端が切り立っている道に出ました。高いところが苦手だと恐ろしい道です。
旭山山頂は切り立ったところにある分、眺めがいいですね。二見港とおがさわら丸がキレイに見えます。湾も一望できて、扇浦の集落も見えますね。
ここから夕日を見たらキレイだなぁと思いますが、日が暮れてからこの山道を移動するのは絶対に避けたほうがいいです。
南峰の分岐点まで戻り、次は旭山南峰に向います。分岐を進んだすぐのところに急な階段が現れました。更には、道?と言えないような岩場を登ります。
旭山と同様に両端が切り立った道に出ましたが、こちらは柵がないので更に怖い・・・
恐怖を乗り越えて辿り着いた先は絶景が待っていました。ありがたいことにベンチがあったので、少し休憩。
最後は長崎展望台
最後に向かったのは長崎展望台。北東の方に開けた展望台で、兄島・東島が見えます。ここも駐車場からすぐなので朝日を見るのにちょうどいいですね。
入港後の生協は・・・
夕飯が18時なのでその前に生協に寄って飲み物などの買い出しをしました。おがさわら丸入港日なので店の生鮮食品が充実しています。
ちなみに、おがさわら丸がつく前の午前中に生協に寄った際の棚はガラガラです。
夕食 宿にて
18時になり食事の時間です。宿を移動して初の食事で、後半3日間の宿は朝夕食付きになります。メニューは魚系がメインとなっていました。青パパイヤのサラダが個人的には一番美味しかったです。
夕日 ウェザーステーション
夕食を食べ終えて時間をみたところまだ18時15分。日没までは15分くらい時間がありました。宿近くの夕日スポットのウェザーステーションまでは原付で5分くらいだったので夕日を見に行きました。
おがさわら丸入港中なのでウェザーステーションの展望台には30人くらい人が集まって夕日の写真を撮っていました。
この日は年に一度の硫黄島慰霊の訪島の日らしく、島の中学生がおがさわら丸に乗って硫黄島まで向かうそうです。コロナ禍で2年間中断していたものが、今年は開催されたそうです。ただし、島への上陸はできずに島の周辺に停泊して洋上からの慰霊となるそうです。
ウェザーステーションから硫黄島へ向かうおがさわら丸を見送って、今日は早めに就寝します。
明日は泳ごうかな。