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スタンプラリーで施設を巡る! 日本で一番遠い場所:小笠原父島・母島 〜2航海12泊13日の旅:11日目〜

小笠原への旅 スタンプラリーの続きで施設を巡る

2週間の休みを利用していくことにした小笠原の旅。

長いと思われた小笠原の滞在も残すところ今日と明日の2日です。なかなか訪れることが難しい小笠原ですので、思い残すことがないようにしたいですね。

 

 

旅11日目 父島7日目 

おはようございます。今日も4時起きです。

日の出リベンジに長崎展望台にきましたが、今日も島の東側には雲がしっかりといらっしゃいました。切れ目からわずかに太陽が見れたのでよかったですが2日連続できれいな太陽を拝めず。

 

早朝のとびうお桟橋へ

きれいに日の出を見ることができませんでしたので、帰りにとびうお桟橋に寄ってみます。たまにカメが泳いでいるらしく、何人か桟橋から海を覗き込んでいました。

 

覗き込むとすぐ下には大きな枝珊瑚がいて、魚も何種類か泳いでいるのが見れました。海の上からだと写真がうまく撮れないですね。

 

堤防から海を眺めながら歩いていると、ネムリブカがじっとしているのも見れました。合計3匹ほど見ることができました。

 

大村海岸で朝のコーヒー

朝5時。せっかく早く起きたので大村海岸でコーヒーを飲みながらのんびりします。気温も上がっていない早朝にきれいな海を見ながらのコーヒーは贅沢な時間です。

 

朝食

宿の朝食は7時です。宿を移ってから最初の朝食、シンプルな内容ですが朝食としては十分な組み合わせでした。きんぴらごぼうは好きなおかずです。

 

クイズラリーの続き

午前中は母島で始めたマンホールクイズラリーの続きをします。7ヶ所のうち母島が2ヶ所で、残りの5ヶ所が父島にあるので巡って行きます。


まずは宿のすぐ近くにある小笠原世界遺産センターにクイズがあります。中にはなぜ小笠原が世界遺産なのかの説明もありしっかり見学もします。今更ですが、父島に訪れた時にすぐ来ればよかったですね。

 

2つ目は観光協会のあるBーしっぷ。ここはツアーの情報を求めて訪れていました。ツアー情報や観光情報を得るには担当の方が丁寧に答えてくれるので、来島初日に訪れるのがいいかと思います。

 

3つ目は小笠原ビジターセンター。大村海岸のすぐ近くにあります。

硫黄島の情報や今回のおがさわら丸で何名乗船していたかなどの情報もありました。こちらも父島にきてすぐに訪れていればよかったなと思いました。看板の裏に見えるのは父島での移動時の相棒の原付です。

 

水産センター

スタンプラリーの4つ目は水産センターです。こちらは海洋生物の展示もしているので、小さな水族館といった感じの施設になります。

 

水産センターで一番の見どころ?のアカバの歯磨きも外の水槽でできます。備え付けの棒付きの歯ブラシを近づけると口を開けてくれるので、歯磨きの要領でゴシゴシしてあげます。

 

外の水槽にはカメやサメも泳いでました。

 

建物の中にも水槽の展示があり数十種類の海洋生物を見ることができました。小さい施設なので中と外の展示合わせて30分くらいで回れる感じです。

 

小笠原海洋センター

スタンプラリー最後は小笠原海洋センターです。先ほどは水産センターでこちらは海洋センターと間違えやすいですね。

製氷海岸のさらに奥にある建物です。

 

こちらではウミガメの飼育を行っており、大きなカメから子カメまでたくさん泳いでいました。小さい子カメがこんなに大きくなるのですね。。。

 

入口の受付でカメ用の餌と子ガメ用の餌が売っていたので買い込みました。大きなカメ用の餌は葉物野菜です。水槽に近づくと餌をもらうために近くに寄ってくるので、だいぶ人に慣れている感でした。

 

子カメ用の餌はペースト状になっている何かです。スプーンですくって水槽に投げ入れると食べに寄ってきてくれます。


途中にあった黒い布で覆われたところには、卵が展示されていました。

 

カメを間近でたくさん見れて結構満足な施設でした。父島の施設の中では一番おすすめですね。沢山のカメと近くで触れ合えるのは特有の施設ですね。

 

昼食 丸丈

そういえば島寿司を食べていないなと気づき、島寿司が食べられる丸丈でお昼を食べることにしました。実は、島寿司の天ぷらは食べてはいるのですが、ちゃんとした島寿司はまだです。

 

ついつい一緒にお酒も飲みたくなってしまいますが、午後も原付で島を移動するので我慢です。島のものにあるあかばは水産センターで歯磨きをした魚、カメは海洋センターで餌をあげたので馴染みがありますね。

 

待望の島寿司です。何の魚か聞くのを忘れていました。醤油漬けの種が乗った握り寿司になります。しっかりと味がついていて美味しいですね。

島寿司だけだと物足りなかったので、亀の刺身も注文。ほんのりとクセのある味ですが、生姜醤油で食べるとクセを感じることもなくあっさりといただくことができました。魚よりは若干歯ごたえがある食感です。

 

シュノーケリングへ 境浦

昼食後は一度宿に戻り休憩。シュノーケリングの道具を持って昨日泳いでいないビーチへ向かいます。

まずは、沈没船で有名な境浦に向かいます。境浦の入口の駐車場には東京都最東端のバス停の文字が! これで最南端と最東端を制覇しました!!最北端と最西端も表記があるのでしょうか?

 

境浦へは駐車場から下って行きます。浜から少し沖には沈没船が海面に少し出ていて見えます。

 

家族連れで泳いでいる方もいました。境浦では沈没船の周辺に魚が集まっているそうなので、そこまで泳いで行って海中から沈没船や魚を眺めます。

沈没船は近づくと大きくて、壊れた構造は複雑になっていて魚も大小様々な種類がいました。沈没船という景色が独特で泳いでいて面白かったです。

泳いでいると顔にチクチクと痛みを感じたと思ったら、海面ギリギリのところに小さなクラゲがいっぱいいました。沈没船の沖がわにクラゲが多かったので、クラゲを避けてビーチ側でシュノーケリングを楽しみました。景色や魚の多さを考慮すると、境浦は泳いでいて楽しいビーチでした。おすすめです!

 

ヤドカリも至る所で見かけました。ビーチへ向かう鬱蒼とした遊歩道でカサカサと音がするものは、たいていヤドカリが気配を察知して殻にこもり、坂道を転げ落ちる音でした(笑)

 

製氷海岸へ移動してシュノーケリング

続いて大村海岸の対岸に位置する製氷海岸でも泳ぐことにしました。製氷海岸は人がほとんどいませんでした。

海に入ると枝珊瑚が密集していて、枝珊瑚の量に圧倒されすごいしか感想が出ませんでした。一方で、珊瑚を傷つけないように気をつけて泳ぎますが、海面ギリギリまで珊瑚がびっしりとあり泳ぎにくいビーチでした。

 

宮之浦に移動してシュノーケリング

父島最後のシュノーケリングに選んだのは宮之浦のビーチです。島の北側に麺しているビーチですが集落からも近く、ビーチに芝生や東屋、トイレもきちんとあるビーチになります。

 

湾になっていて、湾内は穏やかな波ですが、湾を出ると海流が早いため湾外に出ないように注意が必要です。湾の中は珊瑚が密集していて魚が豊富に見れるところや、珊瑚がいない分深くまで潜れるスポットがあったりと変化に富んでいるビーチでした。

 

この日までにシュノーケリングしたビーチとして、小港海岸、コペペ海岸、境浦、製氷海岸、宮之浦、大村海岸を泳いできました。海の綺麗さや、珊瑚の種類・多さ、魚の種類・多さと特色がありどのビーチも泳いで楽しかったです。

ふらっと立ち寄って、サクッと泳げる父島の綺麗なビーチは最高でした。

 

夕食

18時になり宿での3回目の夕食。この日も魚を中心としたメニュー。おかずの種類がフライから煮物、刺身まであり満足です。

 

最後の夕日を見にウェザーステーションへ

夕日を見ることができる最後の夕方なので、夕食後はウェザーステーションへ向かいます。明日はおがさわら丸の出港日のためか、夕陽を見納める人たちで混み合っていました。

 

夜のとびうお桟橋

朝も訪れましたが、夜もカメが訪れる可能性があるとのことでウェザーステーションからとびうお桟橋に向かいました。

ナイトツアーの方々も居たので、もしかして!と思ったらちょうどウミガメがいました!!海洋センターで飼育されているウミガメを間近で見るのも良かったですが、野生のウミガメを見るのはまた違った感動がありますね。

 

サメも一緒に泳いでます。


しばらく眺めていると、大きなエイまで登場。写真の画像が悪いですが、他にも魚が沢山泳いでいて夜のとびうお桟橋は面白かったです。

 

星空を見に小港海岸へ

小笠原、父島最後の夜。居酒屋に飲みに行くか星空を見に行くか迷いましたが、最後は綺麗な星空を見て締めようと思います。

ようやく月の出が遅くなったので昨晩は大村海岸で星空を見ましたが、せっかくなのでより暗い海岸で満点の星空を見たくて一番集落から遠い(原付で行きやすい中で)小港海岸へ向かいます。原付で15分ほどでしたが、海岸に近づくにつれて街灯が少なくなり真っ暗へ。

駐輪場からビーチへ向かう道は漆黒の闇です。携帯を懐中電灯がわりに進みますが、暗さに恐怖心が高まり、薮が時折ガサガサとなる音が怖かったです。

小港海岸の星空は周りに灯りがないため満点の星空が広がっていました。聴こえるのは波の音と藪の中のガサガサ。心細さと恐怖心で30分ほどで退散しました。(写真には写らないのが悔しいですね)

 

明日は宿をチェクアウト。帰りのおがさわら丸は15時に出港となります。

残り少ない滞在時間となりますが、最後まで楽しんで旅を締めくくりたいと思います!